少し前までは髭剃りといえば電気シェーバーやT字カミソリで剃る人がほとんどとなっていましたが、最近になってストレートのカミソリやや両刃の安全カミソリでクラシックシェービングする人も増えてきました。特にストレートと比べ、それほど技術を必要としない両刃カミソリで剃る人が多くの割合を占めます。

シェーバーの性能も日進月歩で向上している中、なぜ今古い形の髭剃り法が流行りだしたのか、メリットは何なのか、これから紹介していきたいと思います。

 

 

なぜ両刃カミソリのクラシックシェービングは衰退したか

クラシックシェービングとは、散髪店で蒸しタオルをあてクリームを塗ってからストレートのカミソリで剃る、といったような、いわゆる昔ながらの伝統的な髭剃り法です。T字カミソリやシェーバーが出てくるまではほとんどの人がこのやり方で髭剃りをしていました。
しかし散髪店のようなプロの方がやってくれるのであれば問題ないのですが、素人がやる場合技術が必要で、扱いやすい両刃カミソリでも、肌への負担が大きく刃であごを切ってしまい出血してしまう方も多かったのです。慎重になる分時間もかかります。
それからT字カミソリが出てきて怪我の頻度が減り、シェーバーではほとんど失敗することがなくなりました。そうして両刃カミソリのクラシックシェービングは需要がなくなっていきました。

 

 

クラシックシェービングの復活

しかし、T字カミソリやシェーバーにも欠点がありました。それはコストがかかるという点です。シェーバーに関しては、平均して一年ごとに5000円程度の替え刃を購入しなければなりません。T字カミソリは一枚当たり300円程度ですが耐久性に難があるため刃を変える頻度は高いです。
しかし両刃カミソリの替え刃はその10分の1の30円で買えます。100円均一の安価な刃であれば10円で替えます。しかも両刃カミソリの仕様は共通しているため、10円の刃でもほとんどの両刃カミソリに対応できます。
また、どのカミソリよりも深く剃れ、あごがつるつるになります。全く流血もなく剃れるようになるまではかなりの経験を要しますが、それだけ髭剃りの技術向上への達成感もあります。分解しやすく手入れが簡単なのも利点の一つです。
このようなメリットに加え、便利なモノが蔓延する中あえて不便を楽しむ風潮もあって、クラシックシェービングに再び光が当たることとなりました。

両刃カミソリのクラシックシェービングは趣味のようなもので、時間も手間もかかりますが、それを楽しむことができ、困難を乗り越えた先の満足感が癖になります。とはいえ、朝の急いでいるときなどに両刃カミソリを使うのは非常に危険です。時と場合に応じてシェーバーやT字カミソリと併用することが、ベターな使用法ということになるでしょう。

 

 

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